幼稚園



中学校


高校


短期大学




大学







吉備地方
文化研究所






連携

幼稚園での活用案
3歳から5才の幼児は遊びを通して、様々なことがらを身につけていく。
そこで幼稚園児には、この山林を遊びの森と位置づけ、様々な遊びの中から自然にふれることの楽しさや、豊かさを体感させていくような自然活動プログラムを用意する。
またこの年齢層に対しては親子で活動することも考慮する必要がある。

1.遊びの森
歩く、走る、のぼる、ぶらさがる、とぶ、などの基本的な
運動が安全に出来るスペースを竹林内に設置する。
2.竹を使った遊び
竹馬作り・竹とんぼ作り・その他竹玩具作り
3.せいかつ遊び
竹林を歩き、生活都の結びつきを観察する。
4.遠足
保護者を交えた遠足を通し、親子で自然に親しむ習慣を身につけさせる


中学校での活用案

自然の中で安全に行動できるために地図の正しい読み方を学び、また地図作業の習得を通し、地域学習に必要な基礎的技能を身につけさせる。
さらに植生・古墳など就実・森の学校の持つ情報に関する講座を用意し自然に親しむ心を育む。

1.フィールドワーク(地理分野学習での利用)
地図読図法(1:25,000)の習得
操山ウオーク(中学校2年生)(必修)
2.歴史分野学習での利用
操山古墳群と今谷1号墳について
3.理科(生物分野)学習
今谷の植生調査
今谷の昆虫・動物調査


高校での活用案
就実・森の学校の自然をより深く観察し、植生、竹林の拡大、古墳など自らのテーマを発見・探求させるよう指導を心がける。

1.生活の変化と森の変容
日常生活の変化と里山利用の変化を調査
2.歴史遺産の探求
古墳の観察を深め、古墳の分布調査


短期大学での活用案

エネルギー革命前の里山の再現を通して今の生活を見直す研究や、森の学校を幼児教育にどのように活用できるかの研究

1.今谷地区に暮らす人々の生活とエネルギー革命(里山の変容)
人々の生活に利用するエネルギーの変化に伴う里山の変容を研究する
2.就実森の学校を幼児教育や初等教育の場として利用する研究
・幼児教育 遊びに関する研究
・初等教育


大学での活用案

大学では林地をテーマにしたよりより専門的で高度な研究に取り組む。
1.里山の復元に関する研究(就実の森の学校建設報告書)
2.就実森の学校に見られる古墳群の詳細調査
3.就実森の学校の植生調査
4.就実森の学校を活用した教育(自然・歴史・地理)活動に関する研究
5.竹林の拡大を防ぐ研究


大学・短大での活用と吉備地方文化研究所

この就実森の学校をフィールドとして、より高度な研究を進めていくため本学の 吉備地方文化研究所 を窓口として、歴史・地理・教育・生活科学分野等の専門家の協力を求めたい。

協力を求める研究テーマ(例)
  • 里山の復元に関する研究(就実の森の学校建設報告書)
  • 就実森の学校に見られる古墳群の調査・研究
  • 今谷地区に暮らす人々の生活とエネルギー革命(里山の変容)
  • 就実森の学校の植生調査
  • 就実森の学校を活用した教育(自然・歴史・地理)活動に関する研究
  • 放置された竹林の再生と森林資源利用(竹材)に関する研究
  • 竹林と料理に関する研究


学校教育の幼稚園から大学までの過程に対し、就実・森の学校が果たす役割、また、各過程の相互の関係を図示すると、次のようになります。
森の学校における各教育課程の連携図
この図をクリックすると、少し大きな図になります。